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WBO世界ライトフライ級王者ドニ―・ニエテス(34=比)は28日、フィリピンのネグロス島バコロドシティに同級4位のラウル・ガルシア(33=メキシコ)を迎えて9度目の防衛戦に臨んだ。ここまでメキシコ人選手に対して14戦無敗のニエテスがV9を果たしたのか、
それともガルシアが番狂わせを起こしたのか。
○ドニ―・ニエテス(比)
5回終了TKO
×ラウル・ガルシア(メキシコ)
ニエテスの圧勝といってもいい試合だった。サウスポーのガルシアに対しニエテスはいつもよりも早めにエンジンをかけ、上下にパンチを散らしていった。3回には右から左をヒットして先制のダウンを奪い、さらに右でダウンを追加。ゴングに救われたかたちのガルシアはカウンターで王者の前進を止めようとするが果たせない。4回、5回とニエテスのボディブローを浴びたガルシアは、5回終了後のインターバルが終わっても椅子から立ち上がらなかった。9度目の防衛を果たしたニエテスは43戦38勝(22KO)1敗4分。10度目の防衛戦は9月24日、米国カリフォルニア州カーソンで過去1勝1分のモイセス・フェンテス(メキシコ)を相手に行われることが内定している。双子の兄弟ラモン・ガルシアの仇討ちを果たせなかったガルシアは43戦38勝(23KO)4敗1分。
5回終了TKO
×ラウル・ガルシア(メキシコ)
ニエテスの圧勝といってもいい試合だった。サウスポーのガルシアに対しニエテスはいつもよりも早めにエンジンをかけ、上下にパンチを散らしていった。3回には右から左をヒットして先制のダウンを奪い、さらに右でダウンを追加。ゴングに救われたかたちのガルシアはカウンターで王者の前進を止めようとするが果たせない。4回、5回とニエテスのボディブローを浴びたガルシアは、5回終了後のインターバルが終わっても椅子から立ち上がらなかった。9度目の防衛を果たしたニエテスは43戦38勝(22KO)1敗4分。10度目の防衛戦は9月24日、米国カリフォルニア州カーソンで過去1勝1分のモイセス・フェンテス(メキシコ)を相手に行われることが内定している。双子の兄弟ラモン・ガルシアの仇討ちを果たせなかったガルシアは43戦38勝(23KO)4敗1分。
前座にはIBF世界ライトフライ級4位、WBO5位のミラン・メリンド(比)が出場、マキシモ・フローレス(メキシコ)に7回負傷判定勝ちを収めた。メリンドの左目尻の傷が深くなったため当該ラウンドを含めた採点で勝負が決したもので、スコアは69対64、68対65、67対66の3-0だった。前日の計量で4.7ポンド(約2.1キロ)も体重オーバーだったメリンドは36戦34勝(12KO)2敗。挑戦者決定戦として出場を予定していた前IBF王者ハビエル・メンドサ(メキシコ)の負傷で2週間前に代役が回ってきたフローレスは23戦19勝(13KO)3敗1無効試合。