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「手強い相手だが勝てる」――IBF世界フライ級新王者のジョンリエル・カシメロ(26=比)が、同じ階級のWBC王者ローマン・ゴンサレス(28=ニカラグア/帝拳)との統一戦を望んでいる。
カシメロは25日、中国の北京でアムナット・ルエンロエン(タイ)を4回KOで破って王座を獲得したばかりということもあって、自信に満ちている。「ゴンサレスは45戦全勝で38のKOをマークしている選手。手強い相手であることは認めるが、私は勝つことができると信じている。アムナットを2度倒したようにね」と話している。共同プロモーターのサンプソン・リューコビッツ氏も強気で「誰もゴンサレスと戦いたがらないけれど、私たちは別だ。カシメロは統一戦の準備ができている」と極めて前向きだ。フィリピン選手はロッキー・フエンテス、ブライアン・ビロリアがゴンサレスに挑戦して6回TKO、9回TKOで敗れているだけに、カシメロが仇討に出るという構図も面白そうだ。ゴンサレスにとっても王座統一というモチベーションが加わることになる。実現に向けて動き出す可能性はありそうだ。