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4月30日に米国ワシントンDCでバドゥ・ジャック(32=スウェーデン/米)の持つWBC世界スーパーミドル級王座に挑んで引き分けた元IBF同級王者ルシアン・ビュテ(36=ルーマニア/カナダ)が、ドーピング検査で陽性反応だったことが分かった。
これはワシントンDCエリアの試合を管理するDCボクシング&レスリング委員会からWBCに報告されたもので、禁止薬物として指定されているオステリンが検出されたという。これを受けたWBCは対応を検討する必要に迫られている。今年に入ってボクシング界はフェリックス・シュトルム(独)、フランシスコ・バルガス(メキシコ)、ルーカス・ブラウン(豪)、アレクサンデル・ポベトキン(露)、そして今回のビュテと世界戦前後でトップ選手たちが陽性反応を示すケースが目立つ。