スーパーミドル級4選手がパス

　WBCとIBFのスーパーミドル級ダブル世界戦が30日(日本時間5月1日)、米国ワシントンDCで行われる。試合前日の29日、WBC王者のバドゥ・ジャック(32=スウェーデン/米)と挑戦者のルシアン・ビュテ(36=ルーマニア/カナダ)、IBF王者ジェームス・デゲール(30=英)と挑戦者ロヘリオ・メディナ(27=メキシコ)の4選手が計量に臨み、いずれも規定内でパスした。

　これが2度目の防衛戦となるジャックは167.4ポンド(約75.8キロ)、かつてIBF王座を9度防衛した実績を持つビュテは167ポンド(約75.7キロ)だった。また、IBF王者のデゲールは167.6ポンド(約76.0キロ)、負傷辞退のホセ・ウスカテギ(メキシコ/ベネズエラ)に代わって指名挑戦するメディナは167.8ポンド(約76.1キロ)だった。戦績はジャックが22戦20勝(12KO)1敗1分、サウスポーのビュテは35戦32勝(25KO)3敗。オッズは11対4でジャック有利と出ている。2度目の防衛を狙うサウスポーのデゲールは23戦22勝(14KO)1敗、メディナは42戦36勝(30KO)6敗。こちらは16対1でデゲール有利とオッズとなっている。試合はメイウェザー・プロモーションズの主催で行われ、勝者同士が9月に統一戦を行う計画が進んでいる。