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IBF世界ライト級王者ランセス・バルセレミ(29=キューバ/米)が6月3日、米国フロリダ州ハリウッドで前王者ミッキー・ベイ(32=米)を相手に初防衛戦を行うことになった。
ミッキー・ベイ
IBFのライト級王座は10年から14年までミゲール・バスケス(メキシコ)が保持していたが、ベイがバスケスに不可解な判定勝ちを収めてベルトを強奪。それが14年9月のことだった。しかし、翌15年に計画された初防衛戦を前にベイは高額報酬を要求して失敗。興行権入札の結果、低額が提示されたことに反発して王座を返上してしまった。ベイが放棄した王座を、決定戦を制して継いだのがバルセレミだ。このふたりが拳を交えるのは初めてだが、IBFのライト級王座を巡って因縁めいたものがあるのも事実だ。前王者を相手に初防衛を狙うバルセレミは25戦24勝(13KO)1無効試合、ベイは25戦22勝(10KO)1敗1分1無効試合。