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IBF世界スーパーミドル級王者ジェームス・デゲール(30=英)は4月30日、米国ワシントンDCでロヘリオ・メディナ(27=メキシコ)を相手に2度目の防衛戦を予定しているが、その先のプランとしてライトヘビー級への転向も視野に入れている。
ジェームス・デゲール
08年北京五輪の金メダリストでもあるサウスポーのデゲールは、昨年5月に現王座を獲得。11月には2代前の王者ルシアン・ビュテ(ルーマニア/カナダ)を退けて初防衛を果たしている。23戦22勝(14KO)1敗。メディナ戦をクリアした場合には、9月にWBC王者バドゥ・ジャック(スウェーデン/米)との統一戦に進むことが既定路線となっている。さらにデゲールは統一を果たすことを前提に、ライトヘビー級への進出も視野に入れている。「そしたら最初に(WBC王者の)アドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)と戦いたい。(3団体統一王者の)セルゲイ・コバレフ(露/米)は別次元だけれど、スティーブンソンならば釣り合いのとれた相手だと思う」と話しているのだ。大きな風呂敷を広げているが、まずは30日のメディア戦をどんなかたちでクリアするか注目したい。