海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
5月21日に米国テキサス州ヒューストンでスーパーウェルター級のダブル世界戦が行われることが確定的となった。専門サイトboxingscene.comが報じているもので、カードはエリスランディ・ララ(32=キューバ/米)対バーネス・マーティロスヤン(29=アルメニア/米)のWBA戦と、ジャーモール・チャーロ(25=米)対オースチン・トラウト(30=米)のIBF戦。
ジャーモール・チャーロ
もともとチャーロ対トラウトは4月30日に予定されていたが、前後に大きなイベントが入っていることなどから先延ばしになった経緯がある。そこにララ対マーティロスヤンが加わるかたちになった。ララとマーティロスヤンは12年11月に挑戦者決定戦として拳を交え、9回負傷引き分けに終わっている。その7ヵ月後、サウスポーのララは暫定王座を獲得してから正王者に昇格。初防衛戦でトラウトを退けたのを含め4度の防衛を果たしている。26戦22勝(13KO)2敗2分。マーティロスヤンは13年にデメトリアス・アンドレイド(米)とWBO王座決定戦に臨んだが判定負け。昨年はチャーロの双子の弟ジャーメルに判定負けを喫したが、9月に元IBF王者イシェ・スミス(米)に判定勝ちを収めて再起を果たしている。39戦36勝(21KO)2敗1分。ジャーモール・チャーロは昨年9月にコーネリアス・バンドレイジ(米)を3回TKOで屠って王座を獲得し、11月には初防衛を果たしている。23戦全勝(18KO)。サウスポーのトラウトは32戦30勝(17KO)2敗。