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前WBO世界クルーザー級王者マルコ・フック(31=セルビア/独)は27日(日本時間28日)、ドイツのハレで元WBO同級暫定王者オラ・アフォラビ(35=英/米)に10回終了TKO勝ちを収め、再起を飾った。
両者は過去に世界戦で3度対戦し、フックが2勝1分を収めている。今回は主要4団体の王座はかからなかったが、フックの再起戦として注目を集めた。雪辱を果たしたかったアフォラビだが、徐々に左目の腫れが大きくなり7回には視界を妨げるほどになった。フックは9回終了後に加撃したとして1点のペナルティを受けたが、次の回が終わるとアフォラビが棄権して試合は終わった。昨年8月、クリストフ・グロワキ(ポーランド)に11回逆転KO負けで14度目の防衛を阻まれたフックは無難に再起を果たし、戦績を43戦39勝(27KO)3敗1分に伸ばした。アフォラビは31戦22勝(11KO)5敗4分。