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[ニュース]2010.9.5

海外の主な試合結果@

シュトルムが判定でV8
 WBA世界ミドル級“スーパー・チャンピオン"のフェリックス・シュトルム(ドイツ)は4日、地元ドイツにジョバンニ・ロレンソ(ドミニカ共和国)を迎えて8度目の防衛戦を行い、3対0の大差判定勝ちを収めた。
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 マネージャー、プロモーターとの契約問題で昨年7月以来ブランクが続いていたシュトルムは、勘を試すような慎重なスタートを切った。問題ないとみると左ジャブを突きながら自分のペースで試合を進め、ラウンドごとに着々と加点。終盤になってロレンソも反撃をみせたが及ばなかった。採点は117対111が二者、118対111が一者だった。
 シュトルムは37戦34勝(14KO)2敗1分。ロレンソは32戦29勝(21KO)3敗。

バーンズが殊勲の王座獲得
 4日、英国スコットランドのグラスゴーで行われたWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチで番狂わせ――24戦全勝(15KO)の王者ローマン・マルティネス(プエルトリコ)に挑んだリッキー・バーンズ(英)が、3対0の判定勝ちでタイトルを奪った。
 両者は最初から最後までスリリングな打撃戦を展開した。初回、好スタートを切ったのはバーンズ。しかしラウンド終盤、マルティネスの右を浴びてダウンを喫してしまう。2回に再びペースを掌握したバーンズは3回にコンビネーションを決めて王者を追い詰めた。5回は壮絶な打撃戦となり、双方がダウン寸前のグロッギー状態に陥るほど。まるで意地を張り合うようなパンチの交換は終盤になっても変わらず、最終回にはバーンズが再び王者をグロッギー状態に追い込んで勝利を決定づけた。採点は115対112が二者、115対113が一者。いずれも新王者誕生を支持していた。
 殊勲のバーンズは27歳。戦績は31戦29勝(7KO)2敗。3度目の防衛に失敗したマルティネスは25戦目で初黒星となった。

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