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WBA、IBF、WBO3団体統一世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(32=露/米)対元WBC同級王者ジャン・パスカル(33=ハイチ/カナダ)のタイトルマッチ12回戦は30日(日本時間31日)、カナダのモントリオールで行われた。昨年3月の再戦となったこの試合、コバレフが返り討ちにしたのか、それともパスカルが雪辱を果たしたのか。
○セルゲイ・コバレフ(露/米)
7回終了TKO
×ジャン・パスカル(ハイチ/カナダ)
10ヵ月前の初戦はパスカルも反撃するなど見せ場をつくって場内を沸かせたものだが、この日は最初からコバレフの一方的な展開になった。初回、スリップの判定になったものの左ジャブを突いてダウンを奪って優位に立ったコバレフは、その後も手数と有効打で挑戦者を圧倒。中盤に入るとワンサイドの展開に拍車がかかり、どこでコバレフが仕留めるのかが最大の焦点になった。結局、7回が終了した時点で挑戦者側のフレディ・ローチ・トレーナーがパスカルを説得するかたちで棄権を申し入れ、敗北を受け入れた。
13年8月にWBO王座を獲得して以来、7度目の防衛に成功したコバレフは30戦29勝(26KO)1分。今秋にはアンドレ・ウォード(米)との対戦が期待されている。敗れたパスカルは36戦30勝(17KO)4敗1分1無効試合。
前座ではWBCウェルター級挑戦者決定トーナメントのひとつとしてUSBA全米ウェルター級王座決定戦が行われ、ドミトリー・ミハイレンコ(露)がカリム・メイフィールド(米)に10回判定勝ちを収めた。採点は100対90(二者)、99対91の大差だった。ミハイレンコは21戦全勝(9KO)、メイフィールドは23戦19勝(11KO)3敗1分。
7回終了TKO
×ジャン・パスカル(ハイチ/カナダ)
10ヵ月前の初戦はパスカルも反撃するなど見せ場をつくって場内を沸かせたものだが、この日は最初からコバレフの一方的な展開になった。初回、スリップの判定になったものの左ジャブを突いてダウンを奪って優位に立ったコバレフは、その後も手数と有効打で挑戦者を圧倒。中盤に入るとワンサイドの展開に拍車がかかり、どこでコバレフが仕留めるのかが最大の焦点になった。結局、7回が終了した時点で挑戦者側のフレディ・ローチ・トレーナーがパスカルを説得するかたちで棄権を申し入れ、敗北を受け入れた。
13年8月にWBO王座を獲得して以来、7度目の防衛に成功したコバレフは30戦29勝(26KO)1分。今秋にはアンドレ・ウォード(米)との対戦が期待されている。敗れたパスカルは36戦30勝(17KO)4敗1分1無効試合。
前座ではWBCウェルター級挑戦者決定トーナメントのひとつとしてUSBA全米ウェルター級王座決定戦が行われ、ドミトリー・ミハイレンコ(露)がカリム・メイフィールド(米)に10回判定勝ちを収めた。採点は100対90(二者)、99対91の大差だった。ミハイレンコは21戦全勝(9KO)、メイフィールドは23戦19勝(11KO)3敗1分。