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[前日計量]2016.1.16

ワイルダーvsスピルカ

 ヘビー級のダブル世界戦、WBC王者のデオンタイ・ワイルダー(30=米)と挑戦者同級6位のアルツール・スピルカ(26=ポーランド)、IBF王座決定戦に出場する1位のビャチェスラフ・グラツコフ(31=ウクライナ/米)と4位のチャールズ・マーティン(29=米)の4選手が15日(日本時間16日)、米国ニューヨークで計量に臨んだ。ダブル世界戦は16日(日本時間17日)、ニューヨークのバークレイズ・センターで行われる。
 身長201センチ、リーチ211センチのワイルダーは228.7ポンド(約103.7キロ)、身長191センチ、リーチ196センチのサウスポー、スピルカは233.2ポンド(約105.8キロ)だった。計量後のフェイスオフではスピルカが先に王者を挑発。ワイルダーもこれに応じるシーンがみられた。最後はワイルダーが「アンド・スティル(王者のまま)」、スピルカが「アンド・ニュー(新王者誕生)」と叫んで別れた。 3度目の防衛を狙うワイルダーが35戦全勝(34KO)、スピルカは21戦20勝(15KO)1敗。オッズはワイルダー有利のまま先週の10対1から今週に入って7対1に接近し、さらに試合前日になって11対2まで縮まった。
 IBF王座決定戦に出場するグラツコフは最近のヘビー級では珍しく218ポンド(約98.8キロ)と100キロを割る体重だった。マーティンは14キロ以上重い249ポンド(約112.9キロ)だった。こちらは両者とも無言で計量を終えた。11対9の僅差で有利とみられている身長190センチ、リーチ192センチのグラツコフは22戦21勝(13KO)1分。身長196センチ、リーチ203センチの大型サウスポー、マーティンは23戦22勝(20KO)1分。

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