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70年代に活躍した元世界バンタム級王者ロメオ・アナヤ氏(メキシコ)が24日、生まれ故郷でもあるメキシコのチアパス州で亡くなった。69歳だった。死因等は不明。
アナヤ氏は67年にプロデビューし、73年1月にエンリケ・ピンダー(パナマ)に3回KO勝ちを収めWBA世界バンタム級王座を獲得。2度防衛後の同年11月、アーノルド・テイラー(南ア)に14回KO負けで王座を失った。翌年、WBC王座に挑戦したがラファエル・エレラ(メキシコ)に6回TKOで跳ね返された。その後、80年まで現役を続けたが、返り咲きを果たす機会は巡ってこなかった。接近戦を好むファイター型で、KO勝ちも多いがKO負けも多いというスリリングなファイトで人気を集めた。日本で戦った経験はないが、世界挑戦直後の金沢和良には5回KO勝ちを収めている。生涯戦績は66戦46勝(38KO)19敗1分。