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今年3月、アムナット・ルエンロエン(35=タイ)の持つIBF世界フライ級王座に挑んで12回判定負けを喫したゾウ・シミン(鄒市明/34=中国)の再起戦が来年1月23日、中国の上海で計画されている。 ゾウと契約を交わしているトップランク社のボブ・アラム・プロモーターがメディアに明かしたもの。
ゾウ•シミン
ゾウは04年アテネ五輪では銅メダルに甘んじたが、08年北京大会と12年ロンドン大会を連覇して中国のボクシング熱に火をつけた。トップランク社と契約して13年にプロに転じ、7戦目で世界挑戦したが挫折。アムナットに敗れたあとゾウは「絶対に世界の舞台に戻って来る」と宣言していたものの、その後は情報が途絶えていた。現時点では再起戦の相手を含め詳細は不明だ。アラム・プロモーターはゾウの再起戦を含め、来年は中国で6興行を計画しているという。