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スーパーバンタム級の英国人対決、IBF王者カール・フランプトン(28)対WBAレギュラー王者スコット・クイッグ(27)の試合が来年2月に行われる可能性が高まった。
クイッグ側のジョー・ギャラガー・トレーナーがメディアに明かしたところによると、試合は来年2月20日か27日、英国マンチェスター・アリーナ開催の線で交渉が詰めに入っているという。これまでにも両者の対決は何度か交渉されてきたが、ビジネス面の問題に加え開催地や統一戦の壁などがあり前進しなかった。しかし、フランプトンが米国の大物アドバイザー、アル・ヘイモン氏と契約を交わしたことでハードルが低くなったとみられている。開催地に関してはフランプトンの地元ベルファストのオデッセイ・アリーナも候補に挙がっていたが、収容人員が1万1000人と手狭なこともあり、2万人以上のキャパシティを持つマンチェスター・アリーナに落ち着きそうな気配だという。ただし、IBFはフランプトンに指名挑戦者の和氣慎吾(古口)との防衛戦を義務づけており、さらにIBFはWBAの正規王者をスーパー王者のギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)と認識していることなどから、まだ予断を許さない状況ともいえる。昨年9月の戴冠後、2度の防衛を果たしているフランプトンは21戦全勝(14KO)、12年11月に王座(当時は暫定)を獲得してから6度の防衛に成功しているクイッグは33戦31勝(23KO)2分。オッズは13対8でフランプトン有利と出ている。