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スーパーライト級とウェルター級を制覇した実績を持つ元世界王者ポール・マリナッジ(34=米)が26日(日本時間27日)、イタリアのミラノでラズロ・ファゼカス(25=ハンガリー)に8回判定勝ちを収めた。このところマリナッジは2連敗中だったが、両親の故国で再起を飾った。
ポール・マリナッジ
米国でも東海岸で人気があるマリナッジだが、イタリアでも歓迎するファンは多く、事前にチケットは打ち切れ状態になっていたという。大事な再起戦をKOで飾ることはできなかったが、採点は79対72、80対71(二者)と大差がついていた。4回TKO負けだった14年4月のショーン・ポーター(米)戦、9回TKO負けだった今年8月1日のダニー・ガルシア(米)戦からのカムバックを飾ったマリナッジは41戦34勝(7KO)7敗。元ハンガリーのスーパーライト級王者ファゼカスは51戦27勝(17KO)22敗1分1無効試合。