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WBA、WBC世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザー(38=米)が26日、米国ネバダ州ラスベガスのプライベートジム、メイウェザー・ボクシング・クラブで報道陣に練習を公開した。メイウェザーは9月12日(日本時間13日)、ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでWBA同級暫定王者アンドレ・ベルト(31=米)と対戦する。
フロイド・メイウェザー
5月のマニー・パッキャオ(比)戦後に購入した480万ドル(約5億8000万円)の超高級スポーツカーでジムに現れたメイウェザーは、サンドバッグ打ちやスピードバッグ打ち、ロープ跳び、シャドーボクシングを披露したあと、日本製の赤いヘッドギアと青のグローブを着けてスパーリングに臨んだ。軽く流す程度のものだったが、メイウェザーがメディアにスパーリングを披露するのは極めて珍しいといわれる。「ミスマッチ」と皮肉られているベルト戦を盛り上げるためという見方が多いが、ともかく調整は順調に進んでいるようだ。圧勝の予想が大勢を占めているが、メイウェザーは「みんながベルトのことを軽視しているが、彼はロバート・ゲレロ(米)と戦ったときに目が塞がっていたにもかかわらず勇敢に戦い抜いた。ビクター・オルティス(米)戦ではダウンから立ち上がって向かって行った。とても勇敢なファイターだよ」と友人でもあるライバルを持ち上げている。そして「ベストを尽くして自分の仕事をやり遂げるだけさ」と加えた。オッズは依然として41対1でメイウェザーが圧倒的有利と出ており、ベルトの勝利には16倍の高配当がついている。