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[海外ニュース]2015.8.22

ロマゴン、ビロリアも会見

 10月17日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で開催される世界ミドル級王座統一戦、WBAスーパー王者、WBC暫定王者ゲンナディ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)対IBF王者デビッド・レミュー(26=カナダ)の最終プレスツアーは21日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで行われた。会見にはミドル級両王者のほか、セミで拳を交えるWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(28=ニカラグア/帝拳)と挑戦者のブライアン・ビロリア(34=比/米)も出席した。
ローマン・ゴンサレス
 19日のニューヨーク、20日のモントリオールに続いて3日連続の顔合わせとなったゴロフキンとレミューは、それぞれコメントを発した。「この試合は私たちはもちろんのことファン、テレビにとっても一大イベントといえる。ペイ・パー・ビュー(有料テレビ)、統一戦、強い相手――10月17日はスポーツとボクシングにとってすごい日になるだろう。MSGに来るかテレビで試合を見てほしい」(ゴロフキン)。「私は勝利を信じている。私は夢想家ではないので、勝つために何をすべきか分かっている。私は覚悟を決めてこの場に臨んでいる。ゴロフキンは好人物で強い選手なので彼のことは好きだが、リングの中では別だ」(レミュー)。戦績は15連続KO防衛を狙うゴロフキンが33戦全勝(30KO)、6月に王座を獲得したばかりのレミューは36戦34勝(31KO)2敗。
 フライ級のゴンサレスとビロリアはスーツにネクタイを着用して会見に臨んだ。WBCのベルトも持参したゴンサレスは「この試合のために懸命にトレーニングをしている。(5月に続き)偉大で強いゴロフキンと同じリングに上がれることを光栄に思う。10月17日を見逃さないように。家族、ファン、そしてニカラグアに(試合を)捧げる」と意気込みを口にした。これに対しライトフライ級とフライ級で戴冠実績を持つ「ハワイアン・パンチ」ビロリアは「10月17日にMSGのリングに上がることが待ちきれない。ゴロフキン、レミュー、そしてゴンサレスと一緒のリングだからね」と、こちらも試合を楽しみにしている様子だった。昨年9月に3階級制覇を成し遂げたゴンサレスは3度目の防衛戦となる。43戦全勝(37KO)。ビロリアは42戦36勝(22KO)4敗2無効試合。

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