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WBA世界ウェルター級タイトルマッチ、王者キース・サーマン(26=米)対元王者ルイス・コラーゾ(34=米)の12回戦は11日(日本時間12日)、米国フロリダ州タンパで行われる。試合を2日後に控えた9日、両選手が会見に臨んだ。
キース•サーマン
2年前に暫定王座を獲得し、今年に入って正王者に昇格したサーマンは、これが5度目の防衛戦となる。3月には元4階級制覇王者ロバート・ゲレロ(米)にも快勝しており、自信を増してV5戦に臨むことになる。それでもサーマンは「コラーゾは尊敬に値する選手で、すばらしい実績の持ち主だ。彼は飢えているので危険なファイターだと思う」と、サウスポーの元王者への警戒を怠ってはいない。返り咲きを狙うコラーゾは「サーマン、あなたにとって覚悟が必要な試合となる。肉体面だけでなく精神的にも十分な準備ができているだろうか?
私はブルックリン(ニューヨーク)にベルトを取り戻すためにタンパに来た」と、こちらは闘志を前面に出して存在をアピールした。戦績はサーマンが26戦25勝(21KO)1無効試合、コラーゾは42戦36勝(19KO)6敗。