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08年以来7年ぶりの戦線復帰を検討中だった元世界6階級制覇王者オスカー・デラ・ホーヤ氏(42=米)が29日、「リングには戻らない」との判断を下した。
オスカー・デラ・ホーヤ
デラ・ホーヤ氏は08年12月のマニー・パッキャオ(比)戦で8回終了TKO負けを喫したのを最後に引退。以後は現役時代から携わってきたプロモーター業に専念していた。しかし、今月中旬、「フロイド・メイウェザー(米=5階級制覇王者)、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独=WBAミドル級スーパー王者&WBCミドル級暫定王者)と戦いたい気持ちがある。復帰するかどうかは50-50」と、再起をほのめかしていた。復帰断念に際してデラ・ホーヤは「家族と話し合い、引退のままでいることを選択した。復帰を期待してくれた人たちには感謝している」とした趣旨の声明を出している。賢明な判断といえそうだ。