海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBO世界ウェルター級暫定王座決定戦、元王者ティモシー・ブラッドリー(31=米)対WBA世界スーパーライト級王者ジェシー・バルガス(26=米)の12回戦は27日(日本時間28日)、米国カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われた。
左:ブラッドリー 右:バルガス
〇ティモシー・ブラッドリー(米)
12回判定(3対0)
×ジェシー・バルガス(米)
経験とパンチの回転力で勝るブラッドリーが積極的に攻め、体格で上回るバルガスが迎え撃つ展開で試合は進んだ。バルガスの右ストレートやボディブローが命中して元王者がたじろぐシーンもあったが、全体的にはブラッドリーの圧力と手数、攻勢が印象点を稼いでラウンドを重ねることになった。このままブラッドリーが無難に逃げ切るかと思われた最終回終盤、波瀾が待っていた。バルガスの放った右でブラッドリーの腰が砕け、あわやダウンという窮地に陥ったのだ。仕留めにかかるバルガス――と、ここでパット・ラッセル・レフェリーが両者の間に割って入り試合終了を告げた。大逆転KOかと思われたが、ラッセル・レフェリーは拍子木の音をゴングと間違ったらしく、勝負は判定に委ねられた。採点は116対112、117対111、115対112でジャッジ三者ともブラッドリーを支持。辛うじて勝利を収めたブラッドリーは35戦32勝(12KO)1敗1分1無効試合。初黒星を喫したバルガスは27戦26勝(9KO)1敗。
前座では元五輪戦士のフェザー級世界ランカー、オスカル・バルデス(メキシコ)がルーベン・タマジョ(メキシコ)に10回判定勝ちを収めた。採点は98対90が二者、もうひとりは99対90だった。08年北京大会、12年ロンドン大会と2度の五輪出場経験を持つバルデスは16戦全勝(14KO)、タマジョは35戦25勝(17KO)6敗4分。
12回判定(3対0)
×ジェシー・バルガス(米)
経験とパンチの回転力で勝るブラッドリーが積極的に攻め、体格で上回るバルガスが迎え撃つ展開で試合は進んだ。バルガスの右ストレートやボディブローが命中して元王者がたじろぐシーンもあったが、全体的にはブラッドリーの圧力と手数、攻勢が印象点を稼いでラウンドを重ねることになった。このままブラッドリーが無難に逃げ切るかと思われた最終回終盤、波瀾が待っていた。バルガスの放った右でブラッドリーの腰が砕け、あわやダウンという窮地に陥ったのだ。仕留めにかかるバルガス――と、ここでパット・ラッセル・レフェリーが両者の間に割って入り試合終了を告げた。大逆転KOかと思われたが、ラッセル・レフェリーは拍子木の音をゴングと間違ったらしく、勝負は判定に委ねられた。採点は116対112、117対111、115対112でジャッジ三者ともブラッドリーを支持。辛うじて勝利を収めたブラッドリーは35戦32勝(12KO)1敗1分1無効試合。初黒星を喫したバルガスは27戦26勝(9KO)1敗。
前座では元五輪戦士のフェザー級世界ランカー、オスカル・バルデス(メキシコ)がルーベン・タマジョ(メキシコ)に10回判定勝ちを収めた。採点は98対90が二者、もうひとりは99対90だった。08年北京大会、12年ロンドン大会と2度の五輪出場経験を持つバルデスは16戦全勝(14KO)、タマジョは35戦25勝(17KO)6敗4分。