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IBF世界ライト級王者ミッキー・ベイ(31=米)が、7月18日に中国特別行政区マカオで組まれていたデニス・シャフィコフ(30=露)との指名防衛戦を前に、保持していた王座を返上した。
ミッキー・ベイ
ベイは昨年9月、ミゲール・バスケス(メキシコ)に疑問符のつく判定勝ちを収めて王座を獲得。この試合で45万ドル(当時のレートで約4860万円)を得たバスケスに対し、ベイも12万5000ドル(約1350万円)を得た。初防衛戦はシャフィコフを相手に今年4月30日に計画されたが、ベイが20万ドル(当時のレートで約2400万円)の報酬に不満を唱え、あらためて興行権入札が行われた。しかし、入札にはベイ側のメイウェザー・プロモーションズは参加せず、シャフィコフ側のトップランク社が7万8000ドル(約936万円)で落札。結果としてベイの報酬は5万8500ドル(約700万円)に減額となっていた。試合は7月18日にマカオでセットされたが、ベイは「戦うメリットが少ない」と判断したものと思われる。
空位になった王座は、シャフィコフと前IBF世界スーパーフェザー級王者ランセス・バルテレミ(キューバ/米)で争われることになる。 両陣営には30日間の交渉期間が与えられるが、バルテレミと契約しているアル・ヘイモン氏とトップランク社は犬猿の仲として知られており、難航は確実視されている。交渉が不調に終わった場合は興行権入札が行われる。
空位になった王座は、シャフィコフと前IBF世界スーパーフェザー級王者ランセス・バルテレミ(キューバ/米)で争われることになる。 両陣営には30日間の交渉期間が与えられるが、バルテレミと契約しているアル・ヘイモン氏とトップランク社は犬猿の仲として知られており、難航は確実視されている。交渉が不調に終わった場合は興行権入札が行われる。