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5月1日に米国ネバダ州ラスベガスのザ・コスモポリタンで粟生隆寛(31=帝拳)に2回TKO勝ちを収めたレイムンド・ベルトラン(33=メキシコ)が、試合後のドーピング検査で陽性反応を示していることが分かった。専門サイトboxingsceneが報じているもの。
レイムンド・ベルトラン
ベルトランは空位のWBO世界ライト級王座決定戦で粟生と拳を交えるはずだったが、試合前日の計量で体重オーバーのため失格。粟生が勝った場合のみ新王者誕生という条件のもとで試合は行われ、ベルトランが右でダウンを奪って2回TKO勝ちを収めた。同サイトによると、試合後のドーピング検査でベルトランの尿が陽性反応を示したため、試合を管理しているネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)からサスペンドを科される可能性が高いという。そのため6月27日にカリフォルニア州カーソンで行われる予定のウンベルト・ソト(メキシコ)戦は実現が難しくなるのではないかとみられている。