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WBA世界ウェルター級王者キース・サーマン(26=米)の5度目の防衛戦が7月11日、7代前の王者ルイス・コラーゾ(34=米)を相手に米国フロリダ州タンパで行われることになった。
キース•サーマン
サーマンは13年7月に暫定王座を獲得して3度防衛後、今年1月に正王者に昇格。3月にはロバート・ゲレロ(米)を退けて4度目の防衛に成功した。26戦25勝(21KO)1無効試合。一方のコラーゾは05年から06年にかけてWBA王座に君臨したサウスポーで、昨年1月には元王者ビクター・オルティス(米)を右フック一発でKO、再び上位に進出した。その約3ヵ月後にアミール・カーン(英)と対戦して敗れたが、今年4月に再起している。42戦36勝(19KO)6敗。
5月2日のフロイド・メイウェザー(米)対マニー・パッキャオ(比)戦をはじめ、このところウェルター級のトップ選手たちは矢継ぎ早に試合をこなす傾向にある。IBF王者ケル・ブルック(英)とカーンが英国と米国でそれぞれ5月30日にリングに上がり、ティモシー・ブラッドリー(米)対ジェシー・バルガス(米)のWBO王座決定戦が6月27日に決定。そして7月11日のサーマン対コラーゾ――まるで9月12日に予定されるメイウェザーの次戦に合わせるかのように日程を組んでいるのは偶然か。