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ミドル級のWBAスーパー王者にしてWBC暫定王者、GGGことゲンナディ・ゲンナビッチ・ゴロフキン(33=カザフスタン/米)は13日、3日後に迫ったウィリー・モンロー・ジュニア(28=米)とのV14戦を前にした会見で「土曜日の夜、ファンに大きなプレゼントを贈る」と勝利を宣言した。
ゲンナディ・ゴロフキン
ゴロフキンは10年に獲得したWBA王座を13連続KO防衛中で、今度も規定ラウンド内で終わらせればダリウス・ミハエルゾウスキー(ポーランド)と並ぶ史上2位の記録となる。ウィルフレド・ゴメス(プエルトリコ)の17連続KO防衛も視野に入ってくるだけに、モチベーションは高いものと思われる。会見では「土曜日の夜、みなさんに大きなプレゼントを贈るつもりだ。フォーラム(試合会場)ですごい試合を披露する」と自信を口にした。これに対しサングラスをしたままマイクの前に立ったモンロー・ジュニアは「私は常に不利の予想のなかで戦ってきた。それ(予想を覆すこと)が私の楽しみでもある。16日、私は頂点に立つ」と、こちらも負けずに勝利を宣言した。戦績はゴロフキンが32戦全勝(29KO)、サウスポーのモンロー・ジュニアが20戦19勝(6KO)1敗。
また、ダブルメインとして出場するWBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)も会見に出席した。元ライトフライ級V10王者エドガル・ソーサ(メキシコ)を相手に2度目の防衛戦に臨むゴンサレスは「コンディションはいいので、すごい試合をみせることができると思う」とコメント。3度目のフライ級王座挑戦となるソーサは「GGGと同じイベントに出場できることを光栄に思う。完璧な準備ができた。絶対に勝つと確信している」と話した。戦績はゴンサレスが42戦全勝(36KO)、ソーサは59戦51勝(30KO)8敗。