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WBA、IBF、WBO世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(39=ウクライナ)は25日(日本時間26日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)でブライアント・ジェニングス(30=米)を相手に18度目の防衛戦に臨む。試合を4日後に控えた21日には会見が行われた。
ウラジミール・クリチコ
06年4月にIBF王座を獲得して返り咲きを果たしたクリチコは、この9年の間にWBO王座とWBA王座も獲得。これが18度目(IBF王座)の防衛戦となる。会見に臨んだクリチコは「ジェニングスは挑戦するに値する無敗の選手。彼にとっては人生をかけた大一番になるはず。彼は掛け持ちしていた仕事をやめてボクシングにかけていると聞いた。大事な試合になるだろう」と相手に気遣いをみせていた。しかし、「私には(勝つ)自信がある」と最後は締めた。ジェニングスは「自信はある。自分自身のため、チームのために戦う。プレッシャーも迷いもない」と決意を口にした。08年以来7年ぶりに米国のリングに上がるクリチコは66戦63勝(53KO)3敗、ジェニングスは19戦全勝(10KO)。パワーや経験値で大差があるため、オッズは12対1でクリチコ有利と出ている。