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5月2日(日本時間3日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナで行われるフロイド・メイウェザー(38=米)対マニー・パッキャオ(36=比)のWBA、WBC、WBO世界ウェルター級王座統一戦は、HBOテレビとショータイムの2局が課金システムのペイ・パー・ビュー(PPV)で異例の同時中継をすることになっているが、その値段が89.95ドル(約1万800円)に設定されることが確定的となった。
※メイウェザー対パッキャオは日本では5月3日(日)午前10時からWOWOWプライムで生中継の予定。
※メイウェザー対パッキャオは日本では5月3日(日)午前10時からWOWOWプライムで生中継の予定。
フロイド•メイウェザー
米国でのPPVは通常の大試合では約60ドル(約7200円)の金額設定となっている。契約件数が50万件ならば3000万ドル(約36億円)、100万件ならば6000万ドル(約72億円)の売り上げということになり、その金額に応じて選手に分配されるシステムになっている。メイウェザーやパッキャオ、サウル・アルバレス(メキシコ)、ミゲール・コット(プエルトリコ)らスター選手が超高額の報酬を手にすることができるのは、このPPVの普及が大きいといえる。今回はボクシング史上でも例をみない規模のイベントとあってPPVの単価も89.95ドルに設定されたわけだ。高画質視聴の場合は、さらに10ドルが上乗せされ99.95ドル(約1万2000円)になるという。13年9月のメイウェザー対アルバレス戦が64.95ドルだったことを考えると、いかに高額であるかが分かるだろう。メイウェザー・プロモーションズとイベントを共催するトップランク社のボブ・アラム・プロモーターは「(PPVの契約は)300万件は間違いない。400万件〜500万件になったとしても驚きはしない」と話している。90ドル≒1万800円×300万or400万≒??? この際、電卓を持って試算してみるのも一興かもしれない。