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WBA、WBO世界フライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(24=メキシコ)は28日(日本時間29日)、メキシコのユカタン州メリダでロンメル・アセンホ(26=比)を相手に4度目の防衛戦に臨んだ。
〇ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
3回40秒TKO
×ロンメル・アセンホ(比)
3回40秒TKO
×ロンメル・アセンホ(比)
試合はワンサイドだった。スピード、パワー、テクニック、経験など個々の戦力で勝るエストラーダが初回からペースを握り、ボディと顔面にパンチを打ち分けていった。2回にはアセンホは明らかにダメージを負い、目の周辺の腫れも目立つようになった。迎えた3回、エストラーダのボディブローでアセンホがダウン。これはレフェリーの「スリップ」との判定に救われたアセンホだが、すでに勝負は決したも同然だった。このあと、ダメージを被るばかりのアセンホを見かねたセコンドがタオルを投入して試合は終わった。力の差をみせつけて4度目の防衛を果たしたエストラーダは34戦32勝(23KO)2敗、ミニマム級に続いてフライ級での挑戦も失敗に終わったアセンホは30戦26勝(20KO)4敗。