サーマン、ゲレロとも147P

　WBA世界ウェルター級王者キース・サーマン(26=米)対挑戦者で元4階級制覇王者ロバート・ゲレロ(31=米)のタイトルマッチは7日(日本時間8日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドで行われる。試合を翌日に控えた6日、両選手が計量に臨んだ。

　サーマンは13年7月にディエゴ・チャベス(亜)を下して暫定王座を獲得し、3度防衛後の今年1月に正王者に昇格した。計量ではウェルター級リミットちょうどの147ポンド(約66.6キロ)でパスした。WBCウェルター級暫定王座を含め4階級制覇の実績を持つゲレロも同じく147ポンドだった。戦績はサーマンが25戦24勝(21KO)1分、サウスポーのゲレロは37戦32勝(18KO)2敗1分2無効試合。

　セミでは元3階級制覇王者エイドリアン・ブローナー(米)対ジョン・モリナ(米)のスーパーライト級12回戦が組まれているが、こちらはブローナーが141ポンド(約63.9キロ)、モリナが140ポンド(約63.5キロ)だった。またフェザー級10回戦に出場する元3階級制覇王者アブネル・マレス(メキシコ/米)は127ポンド(約57.6キロ)、相手のアルツロ・サントス(メキシコ)は126ポンド(約57.1キロ)だった。このイベントはグーセン・プロモーションズとウォリアーズ・ボクシングの共同プロモートで、「ヘイモン・ボクシング」がNBCテレビと組んで提供するシリーズの第一弾となる。