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5月2日(日本時間3日)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナの「世紀の一戦」に向け、5階級制覇のWBA、WBC世界ウェルター級王者フロイド・メイウェザー(38=米)と、6階級制覇のWBO同級王者マニー・パッキャオ(36=比)が11日(日本時間12日)、ロサンゼルスで共同会見をすることになった。
マニー・パッキャオ
ペイ・パー・ビュー(PPV=有料テレビ)で放送するほどのビッグマッチの場合、試合よりも3ヵ月から4ヵ月前に発表会見を行い、そのあとで1週間ほどの宣伝ツアーを敢行することが多い。しかし、今回はメイウェザーが契約書にサインしたことを明かしたのが2月20日と遅かった。それにもかかわらずチケットは入手困難、100ドルを超すのではないかと推測されるPPVも400万件超が予測されているほどだ。つまり宣伝ツアーは不要というわけだ。ただし、両者揃っての正式発表会見は必要ということで、11日にロサンゼルスで行われることになった。ただし、大混乱が予想されることから一般ファンの見物はNGとし、まだマスコミにも開催場所が明かされていない。両者の合計報酬が300億円を超しそうなメガファイトだけに、そのたびに「前代未聞」「空前絶後」といった形容句が頻発されることになりそうだ。