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元世界ライトヘビー級、クルーザー級王者バージル・ヒル(51=米)が2月28日(日本時間3月1日)、米国ノースダコタ州ビスマルクでジミー・キャンベル(37=英)を相手に引退試合を行い、2回TKO勝ちを収めた。
ヒルは84年のロサンゼルス五輪ミドル級で銀メダルを獲得後にプロ転向。87年にWBA世界ライトヘビー級王座を獲得し、91年にトーマス・ハーンズ(米)に敗れるまで10度の防衛を記録した。返り咲き後、再び10度の防衛をマークしたほか06年には42歳でWBA世界クルーザー級王座も獲得するなど、長期間にわたってトップで活躍した。07年の試合を最後に実戦から遠ざかり、13年には国際ボクシング殿堂入りも果たしている。1戦だけの引退試合を勝利で飾ったヒルの通算戦績は58戦51勝(24KO)7敗。全試合数の半分、29試合が世界戦だった。