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WBC米大陸ヘビー級王座決定戦は27日(日本時間28日)、トルコのアンタルヤで行われ、WBC14位のトニー・トンプソン(43=米)
がWBC15位のオドラニエル・ソリス(34=キューバ/米)に9回TKO勝ちを収めた。
両者は昨年3月にも対戦し、そのときはトンプソンが12回判定勝ちを収めている。11ヵ月ぶりの再戦はソリスが好スタートを切ったが、体重が絞り切れていなかったのかすぐにペースダウン。これに乗じてサウスポーのトンプソンが主導権を握り、ラウンドを重ねるごとに差を広げていった。9回にソリスが勝負を諦めて試合は終わったが、それまでの採点は76対76のイーブンがひとりいたものの二者が79対73、78対75でトンプソンがリードしていた。トンプソンは45戦40勝(27KO)5敗、04年アテネ五輪スーパーヘビー級金メダリストでもあるソリスは23戦20勝(13KO)3敗。連敗で世界戦線から大きく後退した。