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5月2日に米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでフロイド・メイウェザー(38=米)とのメガファイトに臨むWBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(36=比)が、本格的なトレーニングを目的として3月1日にロサンゼルス入りを計画している。
マニー・パッキャオ
大一番に向けパッキャオはすでにフィリピンでトレーニングを続けているが、今回もいつものようにフレディ・ローチ・トレーナーの指導を受ける予定だ。ローチ氏は3月7日にマカオで行われるIBF世界フライ級タイトルマッチに出場するゾウ・シミン(中国)のセコンドにつくため米国を離れる。そのためパッキャオは3月8日の渡米を予定していたが、ここにきてロサンゼルス入りを1週間繰り上げることにしたという。ローチの留守中、フィジカル・トレーナーのジャスティン・フォーチュン氏と練習を続け、ローチ氏の帰国を待って本格的なトレーニングに入るスケジュールを組んでいる。パッキャオにとって最難敵といえるメイウェザーに関してローチ氏は「彼はとても柔軟で最も捉えにくい選手。だから無敗を維持している。それに賢い。私たちは主導権を握って攻撃しなければならないだろう。マニー(パッキャオ)は彼の行く手を塞ぐような戦い方をする必要がある。私たちは戦略について十分に話し合ってきたので、何をすべきかは分かっている」と話している。今回の試合に向けて陣営は若くてスピードのあるスパーリング・パートナー数人と契約しており、彼らがロサンゼルスに到着する8日過ぎからスパーリングを開始することになりそうだ。