海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBO世界ライト級王者テレンス・クロフォード(27=米)は4月18日、米国内でWBO世界スーパーライト級5位のトーマス・デュロルメ(25=プエルトリコ)と対戦することになっているが、この試合がWBO世界スーパーライト級王座決定戦として承認されることが確定的となった。
テレンス・クロフォード
WBOのスーパーライト級王座は昨年6月、ルスラン・プロボドニコフ(露)からクリス・アルジェリ(米)に持ち主が変わったが、そのアルジェリは11月のマニー・パッキャオ(比)戦を前に王座を剥奪され、以後は空位のままとなっている。現在のランキングではアルジェリが1位で、以下ルーカス・マティセ(亜)、プロボドニコフ、ジェイソン・パガラ(比)、デュロルメ、ウンベルト・ソト(メキシコ)と続く。クロフォード対デュロルメの勝者はアルジェリの挑戦を受けることが義務化される模様だ。また、同じ4月18日には2位のマティセと3位のプロボドニコフが米国ニューヨーク州ベローナで戦うことになっており、こちらは挑戦者決定戦として行われる。なお、クロフォード対デュロルメはテキサス州ダラス開催が有力視されている。ちなみにクロフォードが転級してライト級王座が空位になった場合、2位の粟生隆寛(帝拳)に決定戦出場のチャンスが転がり込む可能性もある。