フランプトン 対抗王者を牽制

　IBF世界スーパーバンタム級王者カール・フランプトン(28=英)対同級1位の指名挑戦者クリス・アバロス(25=米)の12回戦は28日(日本時間3月1日)、王者の地元でもある英国ベルファストで行われる。試合2日前の26日、両者がメディアを前に意気込みを口にした。

　昨年9月に王座を獲得したフランプトンには、その前後からWBA同級王者スコット・クイッグ(英)との対決プランが浮上している。 すでに周囲の興味もその一戦に向いているといってもいいだろう。フランプトン自身も「アバロスは手強い相手で、間違いなくクイッグよりも強いだろう。でも準備はできている」と同国人ライバルを牽制するコメントを発している。これに対しアバロスは「ベルトを自国に持ち帰る。負けるためにここに来たわけじゃない」と自信を口にした。戦績はフランプトンが19戦全勝(13KO)、アバロスが27戦25勝(19KO)2敗。オッズは17対2で王者有利と出ている。