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カール・フロッチ(37=英)が返上して空位になったIBF世界スーパーミドル級王座の決定戦は、指名挑戦権を持つ1位のジェームス・デゲール(29=英)と2位のアンドレ・ディレル(31=米)の間で行われることになっているが、交渉が不調に終わったため興行権は入札によって決められることになった。
この試合はデゲール側が4月25日にロンドン開催を計画してディレル側のサインを待っていたが、以前に英国で惜敗した経験を持つディレル側が首を縦に振らなかった。そのため3月10日に米国ニュージャージー州スプリングフィールドのIBF本部で興行権入札が行われることになった。入札は両者の合計報酬額を提示するかたちで行われるが、最低提示額は10万ドル(約1190万円)となっている。