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WBA、IBF、WBO世界ライトヘビー級王者セルゲイ・コバレフ(31=露/米)対元WBC同級王者ジャン・パスカル(32=ハイチ/カナダ)のタイトルマッチ12回戦は3月14日、カナダのモントリオールで行われる。試合を19日後に控えた24日、両者はメディアに対して電話でコメントを発した。
ジャン•パスカル
コバレフは13年8月にネイサン・クレバリー(英)を粉砕してWBO王座を獲得し、昨年11月にはWBAとIBF王座を保持していたバーナード・ホプキンス(米)にも完勝。今回は3団体の王座を統一してから初の試合となる。27戦26勝(23KO)1分という不敗のレコードを残しているコバレフは、「私のキャリアにおいてパスカルは最強の敵といえる。しかし、これまでにも手強い相手や優れた相手と数多く戦ってきた経験がある。彼がどれだけの選手かはリングの上で分かると思う。KOか判定かは分からないが、私は常に勝利を目指している」と、いつものように殊勝に意欲を語った。返り咲きを狙うパスカルは映画の「ロッキーW」にたとえて「これは北米の選手とロシア人の戦いであり、東西対決といえる。オッズは4対1でコバレフ有利と出ているが、私はロッキー・バルボアになる」と自信をのぞかせた。33戦29勝(17KO)2敗1分1無効試合。