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「ヘビー級エクスプローション」など画期的なイベントなどの仕掛け人として知られたセドリック・クシュナー・プロモーター(南ア/米)が29日、心臓発作のため逝去した。66歳だった。
南ア生まれのクシュナー氏は70年代に米国に移り、音楽業界からボクシングのプロモーターに転身した。88年2月にはアトランティックシティでマーロン・スターリング(米)対尾崎富士雄(帝拳)のWBA世界ウェルター級タイトルマッチを主催。さらに94年4月には東京・後楽園ホールでタイレル・ビッグス(米)対レイ・アニス(米)をメインとする「ヘビー級エクスプローション」を開催するなど国際的なプロモーターとして活躍した。このほかハシム・ラクマン(米)、シェーン・モズリー(米)、ホエル・カサマヨル(キューバ/米)、シャノン・ブリッグス(米)らのプロモートも手掛けた。ソフトな人柄から選手や関係者、マスコミからも慕われた。