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WBO世界ライト級王者テレンス・クロフォード(27=米)の2度目の防衛戦が29日(日本時間30日)、王者の地元でもある米国ネブラスカ州オマハで行われる。試合を翌日に控えた28日、クロフォードは指名挑戦者レイムンド・ベルトラン(33=メキシコ)とともに計量に臨んだ。
テレンス・クロフォード
クロフォードは3月にリッキー・バーンズ(英)から王座を奪い、6月には元3階級制覇王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)から4度のダウンを奪って9回TKO勝ちを収めるなど、今年になって顕著な実績を残している。王座を保持したままクリスマスを迎えたいところだ。計量ではライト級リミットちょうどの135ポンド(約61.2キロ)だった。昨年9月のバーンズ戦でダウンを奪いながら引き分けに泣いたベルトランは、これが14ヵ月ぶり2度目の世界挑戦。134.8ポンド(約61.1キロ)でクリアした。戦績はクロフォードが24戦全勝(17KO)、ベルトランは36戦29勝(17KO)6敗1分。オッズは7対1で王者有利と出ている。セミではIBF世界フェザー級タイトルマッチ、イフゲニー・グラドビッチ(露/米)対ジェイソン・べレス(プエルトリコ)の試合が組まれている。両者ともフェザー級リミットちょうどの126ポンド(57.1キロ)で計量をパスした。4度目の防衛戦となる28歳のグラドビッチは19戦全勝(9KO)、ミゲール・コット(WBC世界ミドル級王者)が期待を寄せる26歳のべレスは22戦全勝(16KO)と全勝同士の対決となる。オッズは7対1でグラドビッチ有利と出ている。試合はトップランク社が主催し、センチュリーリンク・センターで行われる。