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「スーパーマン」のニックネームを持つWBC世界ライトヘビー級王者アドニス・スティーブンソン(37=ハイチ/カナダ)の4度目の防衛戦が12月19日、カナダのケベックで行われることになった。相手は同級7位のドミトリー・スコーツキー(33=露)。
アドニス・スティーブンソン
スティーブンソンは昨年6月にチャド・ドーソン(米)を初回で屠り王座を獲得。一時はWBO王者セルゲイ・コバレフ(露/米)との統一戦が計画されたが、今年に入ってHBOテレビからショータイムに移ったため白紙に。そのためか3度目の防衛戦後、なかなか試合が決まらなかった。挑戦者のスコーツキーは09年12月、当時のWBO王者ユルゲン・ブレーマー(独)にドイツで挑んで12回判定負けしたのに続く2度目の世界挑戦となる。戦績はサウスポーのスティーブンソンが25戦24勝(20KO)1敗、スコーツキーが24戦22勝(16KO)2敗。アンダーカードには、9月に元世界王者タボリス・クラウド(米)を2回KOで下しWBA世界ライトヘビー級10位にランクされたアルツール・ベテルビエフ(露/カナダ)が出場する(相手未定)。ベテルビエフは08年北京、12年ロンドンと2大会連続で五輪に出場したほか、09年の世界選手権ではライトヘビー級で優勝するなど輝かしいアマ実績を持っている。13年6月にカナダでプロデビューし、クラウド戦ではNABA北米王座を獲得している。6戦全KO勝ち。