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メキシコのキンタナロー州プラヤ・デル・カルメンではWBCシルバー・ライト級タイトルマッチ、王者ハビエル・プリエト(27=メキシコ)対イバン・カノ(メキシコ)の12回戦が行われたが、4ヵ月前と同様、引き分けという結果に終わった。
WBCライト級4位のプリエトと11位のカノは今年5月に対戦したが、引き分けだった。それから4ヵ月で迎えた再戦だが、今回もジャッジ泣かせの展開となった。初回はプリエトの左フックでカノの顎が上がり、逆に2回は中間距離でカノの左ジャブが再三ヒットした。3回と4回はプリエト、5回と6回はカノが中間距離でジャブを決めて優勢を印象づけた。8回を終わったところで公開された採点は76対76が二者、もうひとりは78対76でカノ優勢だった。
終盤も一進一退の展開が続き、再び勝負は判定に持ち込まれた。結果は117対113でカノ優勢がひとりいたものの、残る二者は114対114のイーブンだった。辛うじてシルバー王座を守ったプリエトは33戦24勝(18KO)7敗2分、カノは30戦22勝(15KO)6敗2分。