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WBO世界スーパーミドル級王者アルツール・アブラハム(34=アルメニア/独)対5位ポール・スミス(31=英)のタイトルマッチ12回戦は27日(日本時間28日)、ドイツのキールで行われた。
○アルツール・アブラハム(独)
12回判定(3対0)
×ポール・スミス(英)
12回判定(3対0)
×ポール・スミス(英)
アブラハムの強打を警戒してかスミスは慎重な構えをみせ、後手にまわるシーンが多かった。ともに左ジャブで探り合う展開となったが、主導権はアブラハムが掌握。ラウンドごとの差は小さいものの振り分けると王者がポイントをゲットしているという試合だった。117対111(二者)、119対109でアブラハムの勝利が告げられるとスミスの応援団からブーイングが起こった。2度目の防衛に成功したアブラハムは45戦41勝(28KO)4敗。スミスは39戦35勝(20KO)4敗。前座には世界挑戦の経験を持つマシュー・マックリン(英)が登場、ホセ・ジェベス(スペイン)に8回判定勝ちを収めている。77対75(二者)、76対76の接戦を制したマックリンは36戦31勝(20KO)5敗。昨年6月、ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)のWBA世界ミドル級王座に挑んで3回KO負け後、これで2連続判定勝ちとなった。ジェベスは18戦12勝(5KO)5敗1分。