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WBO世界クルーザー級王者マルコ・フック(29=セルビア/独)の13度目の防衛戦が30日(日本時間31日)、ミルコ・ラルゲッティ(31=イタリア)を相手にドイツのハーレで行われた。
○マルコ・フック(セルビア/独)
12回判定(3対0)
●ミルコ・ラルゲッティ(イタリア)
勝てばジョニー・ネルソン(英)が09年〜05年にかけて記録したクルーザー級の最多防衛記録に並ぶフックは、そのネルソンがリングサイドで見守るなか快調に飛ばした。積極的に攻めて出て距離を潰し、挑戦者の得意とする中長距離でのボクシングを封じ込んだ。そのままいっても勝利は不動と思われたフックだが、最終回の終盤にKOを狙って猛ラッシュ。コーナーで左右の連打を浴びたラルゲッティはロープ伝いにキャンバスに崩れ落ちたが、レフェリーはダウンが試合終了のゴング後だったと判断。勝負は判定に委ねられることになった。スコアはふたりが116対112、もうひとりも118対110でフックの勝利を支持していた。13度目の防衛に成功したフックは41戦38勝(26KO)2敗1分。ラルゲッティは22戦21勝(13KO)1敗。
アンダーカードには元WBO世界ヘビー級1位のデニス・ボイツォフ(露/独)が出場、ティムール・ムサファロフ(ウズベキスタン/独)に三者一致の10回判定勝ちを収めた。バッティングによるムサファロフの減点を含め採点は95対94、98対91、97対93だった。ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)への指名挑戦権を有しながら昨年11月の前哨戦でアレックス・リーパイ(サモア/豪)に不覚をとったボイツォフは、再起を飾るとともに戦績を35戦34勝(26KO)1敗に伸ばした。ムサファロフは8戦6勝(5KO)2敗。
12回判定(3対0)
●ミルコ・ラルゲッティ(イタリア)
勝てばジョニー・ネルソン(英)が09年〜05年にかけて記録したクルーザー級の最多防衛記録に並ぶフックは、そのネルソンがリングサイドで見守るなか快調に飛ばした。積極的に攻めて出て距離を潰し、挑戦者の得意とする中長距離でのボクシングを封じ込んだ。そのままいっても勝利は不動と思われたフックだが、最終回の終盤にKOを狙って猛ラッシュ。コーナーで左右の連打を浴びたラルゲッティはロープ伝いにキャンバスに崩れ落ちたが、レフェリーはダウンが試合終了のゴング後だったと判断。勝負は判定に委ねられることになった。スコアはふたりが116対112、もうひとりも118対110でフックの勝利を支持していた。13度目の防衛に成功したフックは41戦38勝(26KO)2敗1分。ラルゲッティは22戦21勝(13KO)1敗。
アンダーカードには元WBO世界ヘビー級1位のデニス・ボイツォフ(露/独)が出場、ティムール・ムサファロフ(ウズベキスタン/独)に三者一致の10回判定勝ちを収めた。バッティングによるムサファロフの減点を含め採点は95対94、98対91、97対93だった。ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)への指名挑戦権を有しながら昨年11月の前哨戦でアレックス・リーパイ(サモア/豪)に不覚をとったボイツォフは、再起を飾るとともに戦績を35戦34勝(26KO)1敗に伸ばした。ムサファロフは8戦6勝(5KO)2敗。