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28日、後楽園ホールで開催された「角海老ボクシング」のアンダーカード、バンタム級8回戦に出場した中野敬太(29=KG大和)が、日本同級11位の井川政仁(29=角海老宝石)を判定2-1で破り、4度目のランカー挑戦で初めてランク入りを期待させる結果を残した。
11勝目を上げた中野
移籍前の両者は福岡・関ジムの同門で、同年齢ということもあり数年間ともに切磋琢磨した仲。「基本的なスタイルが似ていて、噛み合うと思っていた」と試合後に語った中野の言葉とおり、決定打は生まれなかったものの中盤以降は一進一退の激しい攻防が続いた。判定は1者が78-75で井川を支持したが、2者は75-77、76-77で中野に軍配を上げた。
これから期待してください!
「これまで積み重ねてきたことに自信が持てるようになり、試合中も冷静でいられるようになった」とする中野は、「ランクに入ったならそれをキープし、まずは足元を固めながら上を目指したい。目標は日本チャンピオン!」と課題と目標を話した。プロ9年目を迎え、ボクサーとして目指す形が見えてきたとする中野に今後も注目したい。