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11月22日に中国特別行政区マカオで計画されているWBO世界ウェルター級王者マニー・パッキャオ(35=比)の次戦の相手として、
WBA、WBC世界スーパーライト級王者ダニー・ガルシア(26=米)が浮上してきた。
ダニー・ガルシア
このプランは、パッキャオと16年までプロモート契約を結んでいるトップランク(TR)社のボブ・アラム・プロモーターがメディアに明かしたもの。ただし、ガルシアは長いこと犬猿の仲となっていたゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)の契約選手であるため、双方の合意とガルシア陣営の承諾という壁を乗り越えなくてはならない。しかし、つい先日、リチャード・シェーファーCEOがGBPを辞任したことで、TR社とGBPの距離は急速に縮まったともみられている。すでにアラム氏は下交渉で好感触を得ているのではないかとも推測される。もしパッキャオ対ガルシアが実現するとなれば、アラム氏はガルシアの持つスーパーライト級王座の防衛戦として挙行したい意向を持っている。パッキャオも140ポンド(約63.5キロ)の体重をつくることは難しくないと話しており、そうなると史上初の7階級制覇をかけた戦いという付加価値がつくことになる。
こうした一方、パッキャオの次戦の相手として、アラム氏は同時にファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)にも声をかけており、5日にニューヨークで直接会って話し合いをすることになっている。スター選手を巡るリング外の戦いも熾烈だ。