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WBC世界ミドル級王者セルヒオ・マルチネス(39=亜)は7日(日本時間8日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)に元世界3階級制覇王者ミゲール・コット(33=プエルトリコ)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。試合を3日後に控えた4日、両選手の最終記者会見がニューヨークで行われた。
※マルチネス対コットは8日(日)午前11時からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行ライブ配信の予定。16日(月)午後9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」でも放送予定。
※マルチネス対コットは8日(日)午前11時からWOWOWメンバーズ・オンデマンドで先行ライブ配信の予定。16日(月)午後9時からWOWOWライブ「エキサイトマッチ」でも放送予定。
セルヒオ・マルチネス
昨年4月以来14ヵ月ぶりのリングとなるマルチネスは「私は戦うために必要な準備をしてここにやってきた。互いにいろんなことを言い合ってきたが、土曜日には本当のことが判明するはずだ」と勝利を確信した様子だった。これに対しプエルトリコ人として初の4階級制覇を狙うコットは「私も戦争に行く覚悟ができている。セルヒオ(マルチネス)も戦いの準備ができていると聞いて安心した。なぜなら、この戦いは本当の戦争になるから」と、こちらも覚悟ができていることを強調した。
ミゲール・コット
会見に同席した両選手のトレーナーも自信に満ちたコメントを発した。12年9月にフレディ・ローチ・トレーナーが指導するフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)に判定勝ちを収めているマルチネス側のパブロ・サルミエント・トレーナーは、「フレディ(ローチ)、悪いね。あなたは連敗だよ」と挑発的な言葉を投げかけた。これに対しローチ・トレーナーは「ミゲール(コット)は私が指導してきた選手のなかでも傑出したファイターだ。マルチネスの幸運を祈るよ。彼には運が必要とするだろうからね」とやり返した。戦績はマルチネスが55戦51勝(28KO)2敗2分、コットが42戦38勝(31KO)4敗。オッズは依然として2対1でマルチネス有利が続いている。