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5月7日に大阪府立体育会館(ボディメーカーコロシアム)でIBF世界フライ級王者・アムナット・ルエンロエン(タイ)に挑む井岡一翔(25=井岡)が9日、日本人最速15戦目で3階級制覇を目指す中、フィリピン人パートナーを2人迎えて本格的なスパーリングを報道陣に公開した。
距離がキーポイント
練習前に会見を開いた井岡は「これからは12R戦えるスタミナと、プレッシャーの中でも自分の距離をしっかりたもって戦える準備をしていきたいと思います」と落ち着いた様子で語り、対戦相手のアムナットにはアマチュア時代に世界選手権で負けていることを聞かれると「アマチュアの時に負けた相手とかは特に意識はないですけど日本最速での3階級制覇とリベンジっていうのがあとから結果としてついてくればいいと思っています」とアマチュア時代とは違う意識でリングに上がることをアピールした。
フライ級転級初戦だが「ウェイトには特に心配していることはないです。スピードと回転力が落ちないようにしっかりフライ級の体をつくるだけですね」と会見を締めくくりスパーリングの準備に入った。
フライ級転級初戦だが「ウェイトには特に心配していることはないです。スピードと回転力が落ちないようにしっかりフライ級の体をつくるだけですね」と会見を締めくくりスパーリングの準備に入った。
井岡一法会長
練習を見守った井岡一法会長は「アムナットは老獪な選手。今回の試合は距離が一番のキーポイントになる。そこをしっかり意識してこれから仕上げていくわ」と1ヶ月後の試合に向けて練習プランを明かすと「今はキャンプ後の疲れから2回目の波がきてて疲れているけどしっかりスパーリングでカタチをつくっていきます」と気合を入れた。
軽快な動き
12Rのスパーリングはフィリピンから招聘したOPBFフライ級6位のレノエル・パエルと同門の石田匠(24=井岡)、角谷淳志(28=金沢)と相手を変え軽快な動きをみせた。