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WBC世界フライ級王者、八重樫東(31=大橋)のベルトを狙う同級8位のオディロン・サレタ(28=メキシコ)が1日、都内のジムで公開練習を開いた。試合は6日、東京・大田区総合体育館で行われる。
会見の様子
少し緊張した面持ちで会見に臨んだサレタだったが、初の世界挑戦に「コンディションはエクセレント。良いトレーニングができた。ビッグチャンスをもらえて嬉しい」と笑顔で八重樫に感謝。「八重樫はパワフルでスピードのある選手。タフな試合になると思うが、観客は満足できるだろう」とも語り、対策も十分とした。
ベルトを持ち帰る
アマチュア出身でナショナルチームにも所属していたサレタは、4人兄弟の次男坊。兄弟はみなボクサーだという。プロではメキシコ王座を10防衛した実績があり、持ち味を問われると「売りは左右のパンチだが、相手によってどのパンチかは変わって来る。私はファイターでもあり、クレバーなボクサー」と自信を伺わせた。
アマ120戦以上を経験
練習では10オンスグローブをはめてミット打ちを行い、コンビネーションも豊富でバランスの良さを感じさせた。また、その場で20回転ほどしてすぐにミットに向かう変わったトレーニング法も披露。松本好二トレーナーは「ダメージを受けた状態でいかにパンチが出せるか、アマではたまにある練習」と説明。「足元がしっかりした、メキシコ人特有の選手。でも八重樫なら対応できる」と八重樫の勝利を確信。大橋秀行会長も「中身の濃い練習をきっちりとやったね。強敵だがキャリアのある八重樫ならなんとかしてくれると思う」と期待を寄せた。
大橋会長とツーショット
八重樫にとってはV1戦のオスカル・ブランケット、V2戦のエドガル・ソーサと3戦続けてのメキシカン。すべて大差を付けての判定勝ちで激闘王の真価を発揮している。油断は禁物だが、やはり快勝して次のローマン・ゴンザレス(帝拳/ニカラグア)戦に繋げてもらいたい。
10R以上の練習