タイトル奪取を目指す

　元世界王者の名城信男を輩出したことで知られる六島ジムは、所属選手のユニークなリングネームでも注目を集めてきた。それでも人気だけに頼ってはいない。U-15の育成にもいち早く取り組み、昨年の全日本新人王では今が旬のミドル級で「前原太尊・康輝」が新人王MVPに輝き、スーパーライト級で新人王を獲得した「ジャンボおだ信長本屋ペタジーニ」と二人で後楽園ホールを大いに湧かせた。
　2014年の六島ジムは、タイトルを狙っている。3月4日、後楽園ホールで日本Sウェルター級王者、湯場忠志(37=都城レオ)に挑戦する細川貴之(29=六島)に現在の心境を聞いた。