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大晦日に世界連続防衛記録の日本人歴代4位タイとなる8度目の防衛をはたしたWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(34=ワタナベ)が、6日に本格営業を開始したワタナベジムに姿を現した。
正月は挨拶まわりで大忙しだったという内山は、それでも家族、親戚と久しぶりにゆっくり過ごせる時間を持てたと笑顔を見せた。
正月は挨拶まわりで大忙しだったという内山は、それでも家族、親戚と久しぶりにゆっくり過ごせる時間を持てたと笑顔を見せた。
10Rのダウン
試合では10Rに挑戦者の前日本同級王者、金子大樹(25=横浜光)からダウンを奪われた内山だが、倒れた後こそ冷静に金子を捌き、世界王者としての豊な経験値を発揮した。10Rのダウンについて内山は「バランスを崩し片足になったところで、無理に打ち返しに行ってパンチをもらってしまった。本来は打ち返さない場面だったが、金子選手の気持ちに釣られ手が出てしまった」と振り返り、ほとんど出さなかった必殺の左ボディも「金子選手が当てづらい距離にいたので無理をしなかった」と、ジャブ以外の左を封じた金子を改めて評価した。
内山vs金子
身体のダメージは外見上もほとんど見られず、いつもは試合後に悩まされる拳の状態も良好だという。まだしばらくは身体を休め、再来週頃からロードワークを再開する予定だ。次戦は指名試合が濃厚だが、期待される同級のWBA王者、三浦隆司(帝拳)との統一戦にはやはり興味を示していた。
2014年も日本のエースに期待
最後に「新しい年を迎え、しっかりと初心に帰り充実した練習で強くなります」と、今年の抱負を話してくれた内山。衰えを知らない34歳は、2014年も最高の試合でファンを楽しませてくれそうだ。