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A級ボクサー4回戦賞金トーナメント「レイジングバトル」の決勝が23日、満員の後楽園ホールで開催され、60kg・65kg・70kgの各契約ウェイトで決勝に勝ち上がった6選手が熱戦が繰り広げた。
左:小林 右:澤永
60kg契約ウェイトでは、日本フェザー級12位・澤永真佐樹(赤城)が元日本同級1位・小林生人(角海老宝石)を判定2-1(37-38,39-37,38-37)で破り優勝。
左:前川 右:山口
65kg契約では、日本スーパーライト級4位・前川洋昭(帝拳)と日本ウェルター級3位・山口裕司(JBスポーツ)が打撃戦を展開するも、3回に偶然のバッティングにより両者負傷。3R負傷判定2-0(29-29,29-28,30-28)で僅差のポイントを勝ち取った前川が、このクラスの優勝を飾った。
左:岳 右:渡部
そして最後に行われた70kg契約では、日本ウェルター級6位・渡部あきのり(協栄)が準決勝で元日本ミドル級王者・江口啓二(姫路木下)を1回TKOで下した日本ミドル級5位・岳たかはし(新田)と対戦。両者凄まじい打ち合いを披露し会場をヒートアップさせたが、ともに決定打を奪えず判定に。渡部が激戦を判定2-0(38-38,39-38,39-37)で制し優勝。同時に今大会MVPにも輝き、優勝者賞金100万円とともに大型液晶テレビ、高級腕時計などの副賞を手にした。
渡部、MVP受賞
8月から行われた今回のA級賞金トーナメント。3年振りの開催となり、名称(B-tight)も一新され、まさに「レイジング(Raging=怒り狂う・激しい)バトル」の名の通り、ファンにボクシングの醍醐味を存分に披露しその幕を閉じた。今回参加した12選手のさらなる活躍を祈るとともに、2010
年の開催も期待したい。